目の疲れと肩、首の痛み
視覚路の模式図です。視覚路とは眼球と神経、脳の関係を現したものです。右眼を例にとると、網膜の右側に映ったモノ(赤色)は視神経交叉を経て右脳へ、網膜の左側に映ったモノ(白色)は左脳へと振り分けられます。
画像出展:「人体の正常構造と機能」
たまに、テレビのバラエティなどで、右眼は左脳に左眼は右脳につながっていると言っているのを耳にしますが、上記の通りそうではありません。
視神経交叉部分で障害が発生すると、半盲という視野の半分が欠損する症状が顕れます。これは、視野の右と左で神経の経路が違うためです。
視覚路は脳の後頭部につながっています。疲れ目の際、肩や首筋が凝るのそのためです。
眼筋の神経支配
外眼筋の筋収縮には、動眼神経、滑車神経、外転神経の三種の脳神経が関与しています。
動眼神経→内直筋、上直筋、下直筋、下斜筋
滑車神経→上斜筋
外転神経→外直筋
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