C2ピラティススタジオ(尾山台/等々力/九品仏店)ピラティス道具紹介
【フォームローラー(ストレッチポール)】
円柱型の柔らかいポールです。
肩こり、姿勢改善、腰痛にとても効果があります。
ハーフ型、丸型と種類はありますがピラティスグループレッスンでは丸型を使用しています。
【1】この上で写真のような基本姿勢を10分程とるだけで下記の効果が得られます。
1.肩の丸みがなくなって身体が気持ちよく開く
2.頭、首が前に出ている状態を後ろに矯正される
3.股関節周りの緊張が抜けて股関節のはまりが良くなる
4.みぞおち周りが伸ばされて猫背解消
5.後頭部の後ろの緊張が緩んで目の疲れ、緊張性頭痛を緩和させる
(ストレッチポール公式ブログから引用)
一説によるとジョセフピラティスは木の丸太に乗って基本姿勢をとることで身体を緩めていたそうです。
【2】仙骨の下にポールを置き脚を上に上げることでマシンピラティスで行われる脚のワークをほぼ近いクオリティで行えます。
中でも脚を前後に動かす《シザース》や《ヒップオープナー》と呼ばれるエクササイズは腰痛、股関節痛、ひざ痛などで悩んでる方はとても日常生活に有効なエクササイズです。
階段での登りがきつく感じてきている方や長く歩いてると腰痛、股関節痛、ひざ痛予防に必要な腸腰筋や内転筋の遠心性収縮を促すことが出来ます。
ご自身で片足バランスをしてみてうまくバランスとれない方には特にお勧めです。
【3】ポールの上に身体の張り感が強い部分を取り除きたい場合はその部位にポールをあてて自重でマッサージさせる方法があります。
(出典d2l930y2yx77uc.cloudfront.net)
一般的に流れている情報としては筋膜リリースと言われていますが、それ以外の皮膚、筋肉などにもリリース効果があると思われます。
アスリートなどで強い負荷の運動した後のクールダウンとして使用されることが多いです。
これらを行うことで身体のリカバリーが早く次の日の身体の状態が良好に保てます。
【オーバーボール】
オーバーボールはゴム素材の身体に当てても痛くなく、空気が入ってるのでその人の身体にフィットするように変形するとても使い勝手のいいピラティス道具です。
持ち運びが簡単、収納が簡単なこともあり、ご自宅で何もフィットネス用具がない方はまずはこちらを使うことをお勧めします。
【1】写真のように肩甲骨の間に入れて胸椎をそらせることにより猫背、肩こり、姿勢改善効果があります。
【2】下記の写真のように仙骨の下にボールを入れることで腸腰筋.内腹斜筋.腹横筋下部.骨盤底筋群の強化、コントロールを身体に覚えさせることができます。
【3】内腿に挟む(潰すのではない)ことで内転筋.大臀筋下部を使って下半身の軸が外にずれてるのを中心に戻すことも可能です。
【4】ピラティスのスタンダードのエクササイズを行う際に足の裏の下に置くと股関節周りの筋肉、膝を安定させる筋肉(特にハムストリング)を強化できます。
同時にバランスが不安定になるので骨盤を安定させる為に腸腰筋や骨盤底筋群の強化も期待できます。
【マジックサークル】
丸い円形で非常に形状記憶能力が高いのが特徴です。
一般的には内腿、二の腕や大胸筋を引き締める為に用いられることが多いです。
この動画もスペースをあまりとらないのでホームワークをしたい方にはお勧めな道具の一つです。
【1】内腿の膝に近いところでサークルをセッティングして両足を上に引き上げる動きをする時に腸腰筋がとても働きやすくなります。
腸腰筋を使う感覚が分からない方はこの道具を使うことでどの場所で腸腰筋が反応しているのかすぐに分かります。
仰向けのエクササイズで骨盤をまっすぐに保つのにも有効な使い方です。
【2】肩の丸みをとることで肩こりの解消を促すために使用することもできます。
背中側で両手でサークルを挟んで持って両肘を伸ばした状態でスタートします。
感覚としては落とさない程度の力です。
ここから背骨が前に倒さないように頭、首を長く上に引っ張りながら上に上げていきます。
この際に肘を曲げたり、上半身がまえに倒れないようにして効果が薄れないようにしたください。
【3】一般的に紹介されているエクササイズとして内腿や二の腕の引き締めがあります。
内腿や両手の間にサークルを挟んでゆっくりと潰していきます。そしてサークルのテンションを緩める際もいきなり力を抜かないようにしてゆっくりと戻すようにします。
ゆっくりとサークルを緩めることで効率的に筋肉が鍛えられてより引き締め効果が期待できます。
専門的な言葉では遠心性収縮と言いますが、この方法は求心性収縮よりも効果的に筋肉に負荷を与えることができます。
TEL03-6876-5036